恵比寿vs中目黒vs代官山

金曜日、土曜日と連続で妻とカラオケに行った。
恵比寿のメロディなんとか、というカラオケ屋は、スピーカー容量が小さくてちょっと音を上げると割れてしまい、マイクの音の拾い方も悪く、曲数も少なくて最悪だった。二度と行くまい。
中目黒の山手通り沿いのカラオケ屋の方がベターだったが、かといって良いというほどでもなかった。中目黒か代官山でもっといいところが無いかと思う。
妻は松浦亜弥とか娘。を独特のフリツケ付きで満足げに唄う。変わった人物だ。


黒いフレアパンツもよれよれになってきたし、グレーのウール製のパンツも縮んできた。最近はいているズボンといえば、シンプルなLeeのジーンズだけだ。
つまりズボンが足りない、ということを2、3週間痛感していたため、買い物などのついでにズボンを買おうと思っていた。

我が家は中目黒と代官山の中間に位置しているので、どちらの街で買っても良い。双方の街に用事があったので、双方の街で服屋をぶらぶらめぐってみたのだが、中目黒はロック色またはサイケ色が強く、ちょっと汎用性に欠ける感が否めないねという店が多い。古着が多いのは下北っぽいが、下北よりも気取っているぶん価格帯が高いと思う。ただ、目黒川沿いのハズレに一軒非常にシャープなオリジナルブランドを扱う店があって、そこでグレーのフレアジーンズ(ストレッチ素材)を買った。ここはむしろボトムよりトップスの方がいいセンス。季節が変わったらまた来てみようと思う。

夕方、代官山に行く用事があったので、またもやぶらついてみる。メンズが集まっている一角があるのだが、代官山のファッショントレンドは大まかに分けると「ジャポネスクっぽい」ところ、「シャープでモダンなテイスト」、そして「ナチュラル感を演出するためにわざとボロく加工しているようなテイスト」の3つの流派が趨勢をしめているようだった。軒数としては、最後のが一番多いのではないかと思う。

その中に、GABBAというブランド http://www.gabba.dk などを扱っている店があって、そこのボトムの中にキラリと光るカッコイイフレアジーンズを発見してしまった。
常々、「フレアパンツの片足にダイナミックなデザインを施したズボン」が無いかな〜と思っていたのだが、メンズにはかようなデザインのものは少なく、残念に思っていた。
ところがだ。そこにぶら下がっていたジーンズときたら、ちょうど右足にあたる部分に眉をしかめて唄うプレスリーが染め抜かれているわけ。うーん、カッコイイ。早速試着してみたところ、あつらえたようにピッタリ。これは、出会ってしまったな…。
さらに、本来の目的は汎用性の高い黒いズボンだったのだけど、それも同じところでウール素材・ヒモつき、ドカンシルエットの面白いのを見つけてしまい、同時に購入を決意。
ところが、さすが代官山、双方とも一本1万6000円!合計すると32000円だよ。思わず分割を考えてしまったほど。

教訓。
代官山には好みの服があるが、お金に余裕のあるとき以外は寄り付くべからず。