NEOZEON最後のライブ、ほか

今週末はなかなか充実していた。

土曜日。

7/31、電気ライブ当日=NEOZEONの一応最後のライブ。ボンゴを代々木上原の実家に置きっぱなしだったので、前日のうちに取りに行こうと思ったが、遅くなってしまったので当日の朝にピックアップしてから新宿MARZに向かうことにした。
11時ごろ代官山を出発、あまりの暑さに即タクシーに飛び乗り、上原に向かったが、途中で上原の鍵を持ってこなかったことに気づき、電話してみるが誰も出ない。井の頭通りでUターンして代官山に戻る。やれやれ。11時45分くらいにようやく上原に到着して鍵をあけるとなんと親父がいる。「今かえってきた」だって。やれやれだ。代官山から代々木上原に行くのにタクシー代が4000以上かかったよ!
12時半ピッタリにMARZに到着、MARZが2階建て構造だということを思い出す。悪くないけど、新宿HEADPOWERとかと同じで、下の方のフロアがちょっと寂しい感じ。控え室は2FとB1Fの2段構え、充実していて良いと思う。

パンティーズ、上杉さんのところ、うち、の順番でリハ。
大人数だったのでセッティングが大変だった。俺もギターアンプが必要だったし。リハは音が回ってすごくやりづらかったけど、本番は音が多少デッドになってそうでもなかった。とくにTANK!がリズムがとれなくてびびった。わからなくなったらとにかく遊佐君を信じることにした。

その後、新宿ONAIRで通しリハ。場所がわからなくて、灼熱の新宿を重いギターもって歩き回る羽目に。これが一番しんどかった。
松木さんがスタジオで合流、PowerMAC拡げて譜面を調整してた。さすが身の回りで最も忙しい人。音楽活動で忙しい人って沢山いるけど、この人の場合は本当にやっている量と頻度が高くて驚く。
TANK!を調整してから通しリハ。とくに問題なく。その後、またMARZに灼熱の中歩いて戻る。
ところが、MARZにつくと、客席に配ろうと思っていた販促シート(NEOZEONの歴史なんかを書いたもの)の原稿が無いことに気づく。さんざん探し回った挙句、しまちゃんに渡していたことを思い出す。しまちゃんがコピーしてくれて、出番前に配ることができてよかった。

本番、ハセのVTRは投影画面がちょっと小さかったけどうけていた。その後、オープニングSEのあと、CHA-LA-HEAD-CHA-LAでスタート。ライブ自体は日記にしなくてもビデオが残っているので割愛。終了後、ゆーすけとのりちゃんが速やかに受付に行ってくれた。

ビールを飲みながら嫁や大久保先輩とパンティーズを観る。パンティーズは今年で結成10年目で、やっぱり一時期の煌きみたいなものはだいぶ鈍くなっているけど、骨のあるロートルバンドというだけでなく、まとまりがあって良い。それにもまして、ボーカルのカズミがあいかわらず非常に良い。超一流企業の総合職OLでありながら、パンティーズのボーカルをやり、メイクの学校でメキメキ勉強しているカズミはたいへん立派なやつだと思う。ウチの嫁とはある意味宿敵だと思うけど、嫁もカズミをリスペクトしているように見受けられる。

上杉さんのところはJ-POPの選曲だったけど、イマイチ面白くない気がした。笑いに骨が無いというか、無駄が多いというか、5年前と悪い意味で変わらないというか。結果としてはすごくウケてたんだけど、だからといって即肯定はできんね。その証拠に、嫁と大久保先輩は「三十路超えてあの太りようでタッキー&翼を唄うなんて図々しい」と怒り心頭で帰ってしまった(爆笑)。

打ち上げはコマ劇場下の一休。イマイチ盛り上がりにかけたのは、下の方の世代と、上の方の世代に乖離があったためと思う。ここらへん、ライブイベント全体にいえる話だった。互いのバンドが全然そっぽを向いていたのでしょうがないか…来年はそこらへんもっと良くするための施策が必要だ。例えば、前のバンドは必ず次のバンドを紹介するとか、チケットと一緒にチラシを配るとか、プロフィールをちゃんと書くとか、HPを作るとか、バンドごとに代表選手出してイッキするとか、バンマスML作るとか、そんな感じの施策。

日曜日。

ミュージカル「42ndSTREET」を観に、またもや新宿に向かう。嫁が新宿東口で「昨日もここに来た〜」と言っていた。暑くてたまんないので、タクシーで厚生年金会館に向かい、義妹夫婦(まだ入籍してないけど)と合流した。

義弟の佐藤さんがあんまりミュージカルが好きではないようで、楽しんでいるのかいないのかよく分からなかったが、俺個人としてはまさにこういうベタベタなブロードウェイミュージカルが観たかったので満足だった。曲のよさ、オケ・コーラスワークの迫力、タップの盛大さ、ダンスの艶やかさ、どれもなかなかの高レベルで、古典ミュージカルの良さが存分に出ていた。最後の独唱もオイシイ。

その後、義妹夫妻と代官山に向かい、GAZEBOにて夕方からビール。実はこの日昼間からここのフレンチフライ+チーズでビールが飲みたかったのでまさしく文字通り溜飲が下がる。
世間話+笑い話で気がついたら9時半くらいになっており、義妹夫妻は「香月でラーメン食って帰る」と歩き去っていった。

義妹がシュレックのDVDを貸してくれたので早速観る。なかなか面白かったけど、きっと2の方が面白いのだろうなと思った。劇場で「長靴をはいた猫」を観るのが楽しみだ。

そんな週末。